念仏宗と釈迦

お釈迦さまはネパールの小国の王子でした。そのような方が何を理由に出家されたのでしょうか?意外に知らないお釈迦さまのことがいっぱいあります。まあお釈迦さまはいったい私たちに何を訴えかけているのか。どこへ向かうためにに私たちを教え導こうとしているのか?なかなかわからないことだらけだと思います。お釈迦さまとは、どのような存在かという視点から辿ってみましょう。

知っているようで知らない釈迦

お釈迦さまという言葉は、私たちも日頃から目にし耳にすることはよくあります。仏教というものをつくりひろめた方、その程度の知識ではありますが誰でもが持っているでしょう。しかしそのお釈迦さま自身もことはあまり知っていないのではないでしょうか?お釈迦様は、名前をゴータマ・シダールタといいます。現在のネパールである北インドの小さな国カピラバストゥで釈迦族の王子として生まれました。王子として成人し結婚もしましたが、人生の苦しみをどうすれば克服できるのか悩み、29歳で王子の身分を捨て出家したのです。苦行を修めても、その無意味さに気づき、35歳で6年続けた苦行を止めたやめたということです。そうして瞑想に入るのですが、悪魔が悟り得ることをを妨害するのですが、お釈迦さまはこれをことごとく退け、瞑想開始から49日後の12月8日未明に悟りを開き、「仏陀(覚醒者)」となったといいます。

釈迦が説いた仏教

お釈迦さまが生まれた時、不思議なことが起こります。生まれたばかりにもかかわらず、7歩歩行し、左手で天を指差し、また右手で地を指差して「天上天下 唯我独尊」と唱えたということです。これは「人間に生まれたことは、とても尊いことである」ということを示しているといいます。お釈迦さまによれば、現世は思い通りにはならない苦の世界であり そこには「真の安心」つまり「真の幸福」はないと教え説いています。人間が幸福になるためには、「よく自己を制し、清らかな行いをおさめ、四つのまことの道理(四諦)をさとりて、ついに涅槃を実現することを得れば、人間の幸福はこれに勝るものはない」としています。仏教の目的とは「大涅槃」を目指すことです。念仏宗はそのため、人としての道である「四恩」を大切にして、私たちは生かされているということを自覚することが必要だとしています。

釈迦の教えを守ることが大事

人生は苦の世界であり、そうしたやむことのない人間の苦悩から解き放たれる道を探し求めた末に、お釈迦さまはついにあらゆる苦を離れ、真の幸福である大涅槃へと至る道を発見しました。念仏宗は、こうした釈尊の教え、真の仏教を実践することを目的としています。お釈迦さまの教えを守り、自己を制し、清らかな行いを修めていくことで、四つの道理・四諦を悟ることができて、ついには涅槃を実現することで人は「真の幸福」を得ることができるといいます。お釈迦さまの教えを守り、教えを実践していくことが「真の安心」へと繋がる、念仏宗ではそのことこそが大事であるとしています。仏教の考え方やお釈迦さまの悟りが、いまの私たちの生活で重要なことは何かという心の道しるべを探すきっかけを与えてくれます。

まとめ

お釈迦さまは、元はネパールの部族の王子でゴーダマ・シッダールタという名前です。お釈迦さまは長年の苦行を通じて、苦行だけでは悟りを開くことはできないことも学び、苦行を離れ不眠不休の瞑想により悟りを開きました。お釈迦さまは現世は苦の世界であり そこには「真の安心」はないと教え説いています。人間が幸福になるためには、「よく自己を制し、清らかな行いをおさめることが大切です。その教えを守ることによってこそ「真の幸福」にたどり着くのです。

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